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■猟をはじめた訳 |
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私が猟を始めたのは祖父の影響が大きい。 祖父は腕白ガキ大将がそのまま大人になったような人で、冬は鳥猟、夏は魚獲りや釣りと遊びは殺生専門だった。 母の話ではそれまで色々な犬を飼ってきたようだが、私が生まれたときは祖父はもういい年であったので、当時飼っていたアイリッシュ・セターが祖父の最後の犬になった。 このアイリッシュは私が生まれたときはすでに実家にいて、私の子守をしてくれていたらしい。赤毛が美しい大きな犬で、小さい頃この犬を連れて、祖父と猟に行った思い出がある。 私は祖父と、この犬が好きだった。 私の両親は猟などするようなことはなかったので、小学校の2、3年生だったと思うが祖父が猟をやめてからは鉄砲に触れることなど無かった。しかしこれも猟犬と同じで、血統というしかないが、心のどこかでいつかは銃を持つだろうな、と思っていた。 経済的にも精神的にも余裕が出てきた35歳に、猟の世界に飛び込んだ。 猟には大きく分けて大物猟(主に獲物は鹿と猪)と鳥猟の2種類があり、最近では猟場が荒廃縮小し、獲物が少なくなっている鳥猟に比べ、被害が社会現象になるまで獲物の増えた大物のほうが人気がある。 私は大物猟をする気は頭から無く(今年からはジルの餌確保に鹿を撃ちに行こうかと思ってます)鴨専門である。 鳥の中でも鴨を狙うのは犬がいないことも大きな理由だが、とにかく食べておいしい。(当HPでは今後、鴨料理のレシピを充実させたいと思ってます)まさしく、煮て良し焼いて良しである。猟期の初めに焼き鳥のたれをまとめて作るのだが、猟期中は鴨肉を漬けては焼きを繰り返すので、猟果が多くなるに従いこのたれが熟成されてくる。 犬のいない私でも、年に1、2羽は雉を手にすることがあるが、鴨に比べるとあまりに淡白だ。料理法は、鍋か胸肉の刺身と鴨のたれで焼いた腿肉の焼き鳥である。 しかしジルが相棒になった今猟期からは、猟仲間からポイント犬を持っているのに鴨ばっかりでは犬がかわいそうだ、と言われているので雉、山鳥も少しは狙おうと思っている。
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